1.まずは清掃からスタート。ホコリや指で触ってまとわりつく油やヤニをきれいにふき取りましょう。
2.壁紙シール・テンペーパーを事前に貼る分の長さにカットしておくと貼りやすいので、まずは貼る壁面の大きさを測りましょう。まずは高さを測ります。この場合は梁の下まで貼るので、1m98cmでした。
3. 続いて壁紙シールを貼る壁の横の長さを測ります。今回は3m53cmです。
壁紙シール・テンペーパーは巾52.5cmですから3m53cm÷52.5cmで6.72枚、小数点切り上げで7枚必要になります。
4.2で測った壁紙シールを貼る壁面の高さが、貼るのに必要な壁紙シールの長さになるので、実測値プラス5cm程度長めに壁紙シールをカットします。
5.次に2枚目以降をカットしていきます。今回は壁の左側から貼っていくのでカットした1枚目の壁紙シールを左側、新しくカットする壁紙シールを右側においてパターンを合わせて行きます。
パターンを合わせて行くと2枚目が1枚目よりも先頭部分(貼ると上部)が余分になる場合がありますから、こちらも1枚目と同じくらいの長さにあらかじめカットしておきましょう。
6.順番に並べてパターンを合わせてカットしていきます。必要な壁紙シール・テンペーパーの枚数は7枚です。
7.この際、何枚目に貼る壁紙シールなのか、上か下かが分かるように壁紙シールの裏側に記入しておけば壁紙シールを貼る際に分かりやすく貼ることができます。
8.それでは、壁紙シールを貼っていきます。まず壁紙シールの裏紙をはがして、写真のように両手で持ちます。予めカットした壁紙シールは5から10cm長めに切ってあるので、写真のように壁と天井のコーナーにカットした辺を合わせるのではなく、余分を見ながら貼って下さい。
9.一度にはがす裏紙は作業がしやすいように60cmくらいにしましょう。少しずつ壁紙シールを貼っては裏紙をはがしという作業を繰り返します。2枚目以降は貼ってある壁紙シールの上に1ミリ程度重ねて貼ればよりベターです。全体に壁紙シールが貼れれば、スキージ―で押えて行きます。この際スキージ―で空気を必ず壁紙シールの下から追い出してください。全体的に面で壁紙シールは壁に密着していますので、スキージ―は軽く撫でる程度で大丈夫です。
10.順番に壁紙シールを貼る作業を繰り返して、今回の場合右端まで来ると写真のように壁紙シールの幅があまります。
コーナーまでしっかりと壁紙シールをスキージ―で貼ります次に余った壁紙シールをコーナーに合わせて貼った壁紙シールのようにおりこみます。
11.続いてあらかじめ余っている壁紙シールの上方向を(10)でおりこんだ壁紙シールの余り部分と2枚重ねにして切っていきます。この際定規を当ててカッターを使うのは定規の上からです。定規の下で沿わせて壁紙シールを切ると、定規の厚み分壁紙が短くカットされてしまいます。今までに貼った壁紙シールもこの方法で上辺をカットします。
12.最後は縦方向の余分な壁紙シールをカットします。
13.幅があまっている壁紙シールのあまりの部分が大きいと作業がしにくいので、裏紙をはがして壁紙シールを貼る前に壁にあててみて、余分なところを事前に切っておくと作業がスムーズです。
14.スキージ―を使って空気を出して、壁紙シールを切りたいところの角でスキージ―でしつけをして11と同じ方法でカットします。
15.出来ました!
番外編
余った壁紙シールで下部の面材を貼ったりすると壁紙シールを貼った壁とお揃いになり、可愛いですよ!
壁紙シールを貼る面をぞうきんなどで水を付けます。その後引き出し関係なく1枚で全面に壁紙シールを貼って、スキージ―を使って水と空気を追い出して、最後によく切れるカッターで引き出しの間を切りのぞいていけば完成!